藤枝市郷土博物館・文学館で「発掘された日本列島2012」の最新発掘速報展が行われています。
時期を区切って、東京、大阪など各地で巡回展をやっています。
9/28~11/6の期間は藤枝市の博物館で行われています。
去年の「発掘された日本列島2011」の最新発掘速報展は登呂博物館で開催されていました。
身近で最新の出土物、発見の遺物を見ることができるのはそうないので、行ってきました。
藤枝市郷土博物館・文学館は蓮花寺池公園に近接されています。
ここは幼稚園の親子遠足とか子どもの小さい時家族でも来ています。娘が小さい時の記憶がよみがえり、懐かしかったです。
何年ぶりでしょうか。大体春の時期に来るので、花のない時期は初めてです。
今は花は咲いてはいませんが、春は桜、初夏には藤と花見にはいいところです。
大きなローラースライダーもあって子どもには人気があります。
名前の通り、蓮もあり開花の時期は優美で気品のある姿を見せてくれます。
水鳥もたくさんいました。
散歩をしている人、カメラを持って撮影している人もたくさんいました。
その人たちの会話を聞いていたら、カワセミもいたと話していました。
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蓮華寺池公園には何回も来ているのですが、博物館に入るのは初めてでした。
特別展では特集として、東日本大震災における文化財保護の取り組みも紹介されていました。異物は大した事がないと思われる方もいると思います。しかし、文化財は私たち日本人のルーツや心を反映したものだと思います。そして、文化財は私たち祖先の大いなる知恵の宝庫だと思います。
昔の文献から江戸時代の大地震大津波の被害のことを知ることができます。
古い地層から津波の痕跡を見ることができます。
昔を知って、未来に備えることはとても大切なことと思いました。
常設展では藤枝の歴史を展示しています。そのコーナーで一番感心したことを書きます。
古い家屋敷では敷地を三角に作っていたそうです。敷地を大きな木や塀で囲み、三角の頂点を大井川の方に向けていたそうです。何故かというと、大井川は暴れ川でしょっちゅう氾濫していたそうです。氾濫した水を三角の頂点で左右に分散させて被害を最小限にさせていたそうです。これはものすごい昔の人たちの知恵だと思いました。
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